私はこんなに愛しているのに「なんであなたは」

自分はこんなに愛しているのに、

なんであなたは。。。。という気持ち。


もちろん、相思相愛は素敵です。

自分は好きで、相手は違うというのは、辛いですよね。


でも、「愛している」は純粋な愛だけとは限りません。


欲求を満たしてほしい相手

お世話をしてしまう相手

も「愛している」と感じるのです。


純粋な愛

相手が欲しい事をしてあげたい。

(究極ですが)相手が離れたいという気持ちも叶えてあげる。

相手の自由を許します。


でも、恋愛は好きな相手に対して

優しくしてほしい、寄り添ってほしい、尊敬してほしい

セックスしたい、気持ちをわかってほしい、気持ちを話してほしいなど

自分の欲求や、自分の価値を感じられるようにしてほしいという気持ちもあります。

「ちょうだい!(依存)」という気持ちです。


それから


かわいそうだから何かしてあげたい(それをすれば私は報われる)

助けてあげたい(それをすれば私は価値がある)

養ってあげる(だから認めてほしい)

幸せにしてあげる(だからそばにいてほしい)

などの気持ちもあります。

これは「罪悪感」です。


依存と罪悪感が全くない人はいません。


純粋な愛は綺麗ですけど、全くないものは恋愛ではないですから、

それを目指す必要はないと私は思います。

(純粋な愛じゃなければ!と思っている人は、自分が実は逃げていないか確認してください)


だから、あっていいんです。

でも、あまりに多いと相手は「なんだか重い」と感じます


「私はあなたがすごく好き(必要)だから、それに応えてほしい」

と、無意識に押し付けられてる感じがするからです。

それは結局、自分都合で、自分本位だからです。


依存と罪悪感が多い人は

親からもらえなかった愛情をパートナーに期待していることが多いです。

子供の頃の自分が、飢餓状態のように相手に求めるのです。


でもね、もう大人なので、両親の代わりはいないのです。

最初は代わりのようになってくれた相手も、疲れてしまうので長続きしないのです。


小さい頃に足りなかった愛情を自分で補っていくようにして

自分の心を成長させていく努力が必要なんです。


あなたがパートナーが重いなと感じている場合は、

あなたの心の中の問題かもしれませんし、

相手の心の中に問題があるかもしれません。


パートナーがいる人は相手から上手に愛情を受け取って

または周りの人から愛情をもらうようにして

相手に「OOして欲しい」という気持ちが少なくなってくると

風通しのよい、いい関係になっていくと思います。

 

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