私はOOじゃないから「思いこみ」

私たちは自分の『観念(思いこみ)』が正しいことを
『人生をかけてでも証明したい』と無意識に思っています。


たとえば、
「男性はかわいい子しか好きじゃない」
と思ってるAさんと
「男性は気配りができる人でないと恋愛対象にしない」
と信じてるBさん。

この『観念』がどこかきたのか、、は、さておき、
二人の行動がどうなるかというと。

AさんとBさんの職場にC子さんがいます。

男性はC子さんをちやほやしている、とA子さんにはみえます。
Aさんのお目当てのDくんもC子さんにはやさしい。
Aさんは
「なにさ、かわいいからってちやほやして」
(男性はやっぱり可愛い子だけが好きなんだ)
(私はかわいくないからいけないんだ)
(もっとかわいくならないといけない!)

男性はC子さんをちやほやしている、とB子さんにはみえます。
Aさんのお目当てのE男くんとC子さんには楽しそうに話をしてます。
Bさんは
「C子は気配りができるからモテるんだ」
(私は気が利かないからいけないんだ)
(気が利くってことをアピールしないと!)

どちらも同じ人をみていますが、自分の観念で見ています。

 

こうやって、「ほらやっぱり」と観念を強化していくのです。

どっちが正しいとか、間違ってるとかいうことではありません。

男性はかわいい子が好きな人もいるでしょうし、美人タイプが好きな人もいます。
気配り上手が好きな人もいるでしょうし、自分がやってあげたい人もいます。


DくんやE男くんは、
もしかしたら違うポイントをみているかもしれません。

私たちはこういう風に自分の観念が合っていることを証明する
『証拠集め』をしているのです。


なにかうまくいかないとき。


無意味な行動をしてしまったり
ポイントがずれた行動をしているかもしれないですから

私は自分の観念『=思いこみ』で見ているのかも。。

ということを思い出すと、少し心に余裕ができて本当のことがみえてくるかもしれません。

本当にそうだろうか?という一言を心に投げかけてみてください。

自分では、なかなか気がつけないときは禁止令と結びつているかもしれません。
そのときは、一緒に根っこを考えましょう。

 

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