彼を試すような行動をしてしまう・・・愛されていないと不安

思ってもいないのにパートナーに冷たいことを言ったり

別れるつもりもないのに「別れよう」と言ったり

困った行動をとって、追いかけてくれるようにしむけたり

安定してくると、けんかをふっかけたり

 

最初はパートナーも許してくれていて

「そんなことないよ、好きだよ」って言ってくれて、

そのときは慰められて安心して戻るけど、

また何かあると同じ事が起こる。

 

繰り返えされるとだんだん疲れてしまい、

パートナーもあなたが嫌になってしまいます。

 

この行動は

「こんな自分でも好きでいてくれる?」と確かめるため。

それを確かめずにいられないほと、辛いんですよね。

 

「十分に愛されていない」と感じると

無意識から、がーーーーーっと感情があがってきて行動してしまうので

衝動的に行動してしまうけど、自分では正当性があるように感じていたりします。

 

人間は経験を通して、パターンを身につけます。

 

「怒りを覚えていたけど、泣いたらかまってもらえた」

「病気のときだけ、優しくされた」

「不幸だったときは、同情された」などのパターンを覚えてしまったり

 

不機嫌な人が近くにいて、幸せだと八つ当たりされたり

幸せだなーと思った後に、不幸なことが起こったりする

そのパターンを覚えているので、

不幸でいないと怖かったり

愛情を同じパターンで確かめないと不安になったりしてしまうのです。

 

まずは

自分の状態がどうあろうと、出来事は起こることがある。

相手には相手の事情があるので、全部自分のせいということもないし、自分の思う通りにはならない

と自覚してください。

 

その上で、自分の感情や出来事に日々対処していくことが必要になります。

 

それでもどうしてもネガティブに思ってしまったり、

この飢餓状態のような、どうにもならない感情がでてしまうのは

過去にぎゅーっと押し込めた感情ですから、これを処理する必要があります。

 

幼少期には

「自分でできた!嬉しい!楽しかった!」

という気持ちを自由に感じてよいということと

 

「できなかった、悲しいな。でも大丈夫なんだ」

というネガティブな気持ちを感じても大丈夫で、自分がダメなわけじゃないんだ

 

という学びが両方必要です。

 

理想的には

 

嫌なこと、悲しいことがあったときに

「こういうのは嫌なんだね」「悲しかったんだね」

と、受け止められて、共感してもらえて、慰められていると

ネガティブをためず、自分を責めずにいられます。

 

ですが、大抵の場合、ここまでしてもらえていることは少なくて

誰でも未処理な感情はあります。

 

それが

楽しいと感じると嫌なことが起こるから、感じないようにしよう

とか

ネガティブを感じるのはダメだから、押し込めて明るく振舞っておこう

など、からまったパターンを身につけてしまっていると

同じような出来事が起こると対処できなくなってしまうのです。

 

この昔に感じた感情を処理していくと

 

悲しいことや辛いことはあるけど、大丈夫なんだ

 

無理をしないけど、喜びや自分の居心地をよくするために

相手にどうにかしてもわなくても、自分でできるんだ

 

と、自分で幸せになっていくことができるようになります。

 

頭ではわかっているけど、どうにもならない感情で衝動的に行動してしまう。

相手に「愛してる」といつも言われないと不安などがある人は相談してくださいね。

 

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