アサーティブコミュニケーションについて
相手を責めず、自分も責めずに、 自分の考えを相手に伝える方法です。
まず、伝えるの は、事実、感情、要求の順番です。
<事実>とは、相手がしたこと。言ったことです。
これは、確実に、相手も事実だと認める内容が必要です。
ここで拒否されると、元も子もないので
彼がサイトに登録しているなどであれば、 事実だと認めるエビデンスが必要です。
その次が<感情>です。
その事実によって、自分がどう感じたか。 という自分の気持ちです。
相手のせいにするため、相手に慰めてもらうためではなく、 ただ自分の気持ちを伝えます。
その次が<要求>です。
相手の感情や性格を変えてもらうのは無理なので
行動を変えてもらうような内容を考えます。
できれば具体的に、3日以内にOOして欲しいな どです。
その他、注意事項は
・自分の本当の想いを伝えること、できるだけ率直に。 話の内容は1分ぐらいにまとめる。
・私もOK、あなたもOKという思考で話すこと、 相手だけを変えようとしないこと。
・相手が機嫌が良い時、疲れていないことなどを確認し、 できれば予告しておく。
(「話があるのだけど、夕食後に時間がある?」など)
・直接会って話すこと
・責めるのが目的ではなく、 関係を良くしたいから話しているということも伝える
「言いにくいんだけど、これからの二人のために、 話す方がいいと思って」。。。。など最初に伝えること。
・要求は相手に可能なことかどうか、よく検討する。
・聞いてくれてありがとうと伝える。
これらを考慮して、話す内容を紙に書いて、 議論に巻き込まれないように練習すること。
以上が、基本的なアサーティブコミュニケーションです。
例えば、嘘をつかれた場合
あなたは私にOOという嘘をついた(客観的事実)
それで、私は軽く扱われた気がして、傷ついた。( なんで嘘をつくの!と責めて、問い詰めない)
私も怒らずに聞くようにするので、 先にどこに行くか言って欲しい(具体的な、行動、言い方、 態度などを要求)
→この後に相手の言い分をちゃんと聞いて、 これからどうするかを話し合うこと。
これはとても簡単にまとめてありますが
ご自分で文章を作って、練習してから伝えるようにすると
自分でも考えがまとまり、男性にも理解できる言い方になります。
カウンセリングでは一緒に文章を考えて、練習しますが
本当に言いたいこと、聞きたいことなどをきちんと書き出せば
ご自身でもできると思います。
この伝え方ができるようになると、 コミュニケーションはとても楽になります。
ただ、これはテクニックですから
自分の価値をきちんと上げていくこと。
理不尽なことであれば、正直に怒ること。
相手の寂しさからくる感情に巻き込まれて、議論をしないこと。
など、ご自分の自己肯定感をあげていくことも大事です。